自転車は何年もつの?「えっ?自分のMTBは24年もってるけど?」
自分のチャリネタ第3弾。今回は自分のMTB(マウンテンバイク)の話です。
今乗っているMTBを買ったのは、自分が大学に入った年だったのでもう24年前の話なんだよね。
しかし実際のところ自転車って耐用年数というか、何年もつもんなんだろうね?よく壊れずに24年ももってるよなと自分でも思う。
買った当時、MTBは今ほどメジャーな存在ではなくて、自分が買ったのは7万くらいのやつだったんだけど、当時の感覚でいうと「自転車に7万!?」って感じだったように思うから、そこそこの品質のパーツがついていたのだろうと思う。
だからこそ今まで壊れずに乗ってこれたのかもしれない。まぁ実際のところはどうかはわからんけど。
さすがにフレームとかは部分的に錆びてきているけど、ディレーラー周りとかチェーンとかはまめにメンテしているつもりなので、なんとか大丈夫。
タイヤとブレーキシューはゴムだからさすがに経年劣化のせいで交換せざるを得なかったけど、その他のパーツは交換はしていない、というよりもう出来ないと言った方が正しいかな。
ほんとはチェーンなども消耗品だから交換したいんだけど、今さら無理なんだよね。
なぜなら、そんなに古いモデルだと現行モデルとはスプロケやBBとかの規格が全然違うから、駆動系まるごと交換しなきゃならなくなるんですよ。
それなら最初から新しいのを買ったほうが断然安い。だから現在は、だましだまし乗ってるってのが実情かも。
ちなみに前回エントリ記事(ママチャリでハンドルよりサドルの高さが高いってマジありえなくな〜い?)で紹介したママチャリは13年乗ってます。
その記事の中でママチャリで9000kmくらい走ってるって書いたけど、それはサイクルコンピュータをつけた3年前からの話で、ママチャリ自体はそれよりも10年前から乗ってるから、たぶん1万5000km以上は走ってると思う。
それで、ママチャリってパーツの規格がなさそうで、実はちゃんとあるみたいなんだよね。しかもその規格が昔からずっと変わっていないみたいで、自分のチャリのように13年前のものでも、現在チャリ屋で手に入れられるパーツ(スポークとかチェーンなど)が、ちゃんと使えるんですよ。
ロードやMTBだとたった数年前に買ったモデルなのに、パーツを交換しようと思ったら、現行で売られているパーツの規格が変わってしまってて交換できないパターンもあったりするから、これってすごいなと思った。
だから、ママチャリのスポークが折れたりしたときも交換できたし、チェーンも交換済み。タイヤは前後とも、タイヤ本体とチューブそれぞれ2、3回は交換したね。
ちなみに交換は全部自分がやった。
つか、そのくらいのメンテができないと、1台でこんな長期間乗っていられないです。
だって、この手のパーツ交換を全部チャリ屋に頼んだら、安売りされてるママチャリが買えちゃうくらいの工賃がかかっちゃうからね。
非常に前置きが長くなってしまったけど、ほんとはもっと違う話を書きたかったわけで、実はここからが本題だったりします(汗)
そのMTBには自分の成人式*1の時の特別な思い出があるんですよ。
自分は昔からひねくれ者だったので、お仕着せの成人式は嫌いだったのよ。
だって、見たことも会った事もない町のお偉いさんから「成人おめでとう」と言われても嬉しくないからさ。
それで最初から成人式には出るつもりがなかった。
でも、せっかくの成人式なので、何かずっと思い出に残るようなことをやってやろうと考えたんですよ。
そこでMTBで地元の山に登って、そこから成人式をやっているであろう会場を眺めながら「自分は今、同じ成人式を迎えるみんなを、こんな高いところから見下ろしてやってるんだぜ!」と優越感にひたってやろうという計画を企てたわけです。
山といっても、精々標高300mくらいしかない山*2なんだけどね。
頂上まで行ける道があることは地図でわかっていたのだけど、そこを通るのは自分は初めてで、どんな道なのかはわからなかった。
でも、地図にも載ってるくらいだからすんなり登れるだろうと楽観してたのよ。
そして成人式当日。
MTBで実際にその道まで行ってみてびっくり。
確かに道はあったけど、元々ほとんど人が通らないような道だったので、舗装はされてないし、ところどころ、こぶし大くらいの大きな石が転がっているようなひどい砂利道。
まったくもって地図にだまされました。
地図って、線の太さで道路の大きさ(幅)を表すじゃない。
それで見る限り普通の舗装道路と同じような太さの線で書いてあったからさ。こんな道だなんて思ってなかったわけですよ。
予想外の事態にたじろぎながらも、ここまで来ておいて登らないわけには行かない、ということで、半ばやけくそ状態で登ることにした。
そりゃ大変でしたよ。
道のりにすると3kmくらいだから平均斜度は10%。しかも路面はひどい砂利道状態で、もう死にそうになりながら登った(笑)
でもねぇ。それだからこそ登りきった時の達成感っていったら、もう何ものにも変えられないくらいのものがあったね。
それで当初の目論見どおり、今まさに成人式をやっているであろう会場を眺めて、めちゃくちゃ優越感にひたってやった(笑)
逆に簡単に登れていたら、こんな今でも覚えているくらいの思い出になんかならなかっただろうな。
ほんと、すごくいい思い出になった。
で、この話は実はこれで終わりではないんですよ。これには続きがあって、それはこの成人式から20年後の話。
長くなったので、次エントリ記事(同じMTBで迎えたダブル成人式の思い出と人生最大の危機?)に続きます。
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