たまには部屋をかたづけようよ

部屋を片付けせなあかんと思いつついつも放置プレイ。そんな自分の日々の想いをつづった日記系ブログですよ?

最近書いた記事

自分の今の目標

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 休職前に通勤に使っていた自転車にひさしぶりに乗ろうとしたら、タイヤの空気が抜けてしまっていた。上記の写真でわかるだろうか?上が自分が乗る前、下が乗った後のタイヤだ。
 空気入れがすぐに見つからず、探す暇もなかったので、このくらいなら空気を入れなくても大丈夫だろうと思いそのまま出かけることにした。

 パンクが怖いのでさすがにスピードを出すことができなかったが、逆にそれによってあることに気づいた。

 「あれ?自転車に乗るのって、こんなに心地よかったっけ?」

 休職前は、自分にとって自転車は単なる移動手段であり、とにかく早く目的地に着くことだけを考えていた。そのため自転車に乗ってても別に楽しいなどと思うようなことはなかった。

 それが「スピードを出せない」状況になって初めて、自転車の心地よさというものに気づくことができたので、とても新鮮に感じられた。
 
 それだけ以前は心に余裕がなかったということだろう。たまにはゆっくり行くのもいいものだな。




 今までほぼ1ヶ月間休職していたわけだが、カウンセリングの先生からも言われていたように、復職してみないことには病状が改善されたかどうかわからないため、とりあえず6/3から復職することにした。

 ただ本人が本当に復職可能かどうかを判断するため、復職前に会社の産業医と面談を行う必要がある。
 その面談が近々予定されていて、それによって最終判断が下されるので、今のところ6/3以降の自分の勤務体系がどうなるかは未定だ。


 自分の過去の失敗を二度と繰り返さないために、今まで最大限自分を変える努力をしてきたつもりだ。

 自分の中では「以前の自分とは違う」「確実に変わることができた」と思ってはいるのだが、復帰場所が以前と同じ職場であることもあり、PTSDとまではいかないが何らかのきっかけで症状が再発する可能性も否定できない。

 でも、それを恐れていては前に進めない。

  • 辛いときはすぐに相談すること
  • 何でも1人で抱え込まないこと
  • 自分の思いや考えをちゃんと他の人に伝えること

 これらのことを確実に実行し、自分自身を信じてできるだけの努力をする。
 それが大事だと思っている。




 以前の自分は何についても、とにかくいつも急いていた。
 それがタイヤの空気が抜けていたことがきっかけとなり、自転車本来の心地よさというものに気づくことができた。
 いつも心の中がパンパンになっていてはだめなんだ。このタイヤのように心にも余裕を持つことが必要なんだ。

 自分の今の目標は「余計なことは考えず、あせらず余裕を持ってゆっくり着実に前に進むこと」

 まずはそれだけを考えることにしよう。


 最後に、今の自分に向けて一番適した名言を見つけたので、ここに引用して終わりとしたい。

 "I walk slowly, but I never walk backward." by Abraham Lincoln

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