DMC-LX3でRAW画像とJPEG画像を比較してみた
「RAW撮影だと手間はかかるが、自分の好きな画を作ることが出来るよ」ということを実験してみました。
※最初にお断りしておきますが、デジカメの撮影効果モード(スタンダード、ダイナミックモードとか)や、自分がRAW現像でどこまでいじるかで、まったく結果が異なるので、ここでの比較結果はあくまでも参考程度でお願いします。
今日はいつものPowerShot G5ではなく、PanasonicのDMC-LX3を使ってます。LX3だとRAW撮影と同時にJPEG出力も出来るので比較するのに好都合なんです。
LX3のJPEG撮影モードはスタンダード、ホワイトバランスは太陽光に設定。ちなみにホワイトバランスをAWBにしていないのは、わざとです。
ホワイトバランスのミスマッチによって色合いがおかしくなってしまうことって多いですよね。それを再現したかったこともあって、あえて太陽光に固定してます。
あと比較先のJPEG画像の方はブログアップするためにサイズ変更しただけで、その他はまったくいじってません。
それでは結果です。デフォルト画像はRAW現像したもので、写真にマウスを重ねると、JPEG出力されたものに切り替わります。
トーンカーブいじりすぎて、ハイコントラスト過ぎてしまっているものもありますが、これは個人の趣味ということで勘弁して下さい。
言いたかったのは、RAW撮影だとこれだけ自分好みの画が作れるよ、ってことなので。
ちなみにRAW現像の際にやってるのは、ホワイトバランスの調整とトーンカーブでのコントラスト調整くらいで、たまに露出も+-したり、くらいです。
それでもこれだけ見栄えが変わってしまうんですよ。
JPEG出力でも画像編集ソフトでいじれるけど、調整幅はRAW現像の比じゃないし、いじればいじるだけ元ファイルより劣化しますからね。
RAW撮影をやってみたくなりませんか?
ただRAW撮影もいいことばかりではなくて、
- RAWファイルのサイズがでかい:JPEGだと3~5MB程度だけど、1000万画素程度のLX3ですらRAWファイルは11MBもある。
- RAWファイルと、現像したJPEGファイルの管理をどうするのか?:両方管理するのか、それとも現像したらRAWファイルは削除するのか?
- 大量に撮影した場合、現像がものすごく面倒。
- JPEG画像の場合、デジカメの画像エンジンがシャープさやノイズ、歪曲補正しているが、それが一切されない。LX3では歪曲補正のため、端っこの画素を犠牲にしているようで、微妙に大きさが違ってるのはそのせいです。特に広角側は歪曲がすごいみたいで、上記の写真では直線部分がないので気にならないですが、建物を撮ると一発でわかると思います。
という問題もあるので一概にいいというわけではないですが、上記写真比較を見たらRAW撮影をやってみよう、という気になりませんか?
写真が趣味の方なら、一回やってみれば結構ハマると思いますよ。
※あと最後に、花がきれいだったということで「今日のいいこと」ネタ、クリアね。
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