たまには部屋をかたづけようよ

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この道を通って家に帰ろう

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CONTAX TVS DIGITAL モノクロJPEG撮影

 前回のエントリ記事(未来に続く希望の道)の写真を撮った後、停めていた自転車にまたがり帰ろうとした時、その目の前に広がる風景がふと目に留まり、思わず写真に収めたくなった。そうして撮影したのが冒頭の写真だ。

 でもなぜ、この風景を撮りたくなったのだろう?

 震災以前、ここには沢山の松の木が生えていたが、全部津波で流されてしまい、残ったのは写真に写っているこのわずかな本数だけだ。
 しかもこの日は生憎の曇り空で、松の木の向こうに見える厚い雲が今にも雨を降らせそうでもありこの風景と相まって、いやがうえにも自分の不安を煽る。
 いつもならば、このような憂鬱に感じるだけの侘しい風景は撮りたいとは思わなかっただろう。


 だがこの道を眺めていたら、なぜこの風景を撮りたくなったのかその理由に気づいた。
 そうか。この道も、堤防の上で感じたのと同じ『未来に続く道』なんだ。


 今までは津波により堤防が決壊したままだったため、もし再度津波が襲ってきた際、自分達を守ってくれるものが何もなく不安な気持ちがいっぱいだった。
 前回のエントリ記事で『震災後はなぜか行きたくないという気持ちが強かった』と書いたが、堤防が完成していないことを知ることにより、その不安を増長させるようなことをしたくなかったからかもしれない。

 しかし、ついさきほど堤防が完成していることを確認し、今までの不安な気持ちは払拭することが出来た。
 そして目の前にあるこの道は自分の家へ続く道だ。家に帰れば、もう津波に怯える必要のない今まで以上の明るい未来が待ってる。

 そのように感じたからこそ、この風景を写真に残しておこうと思ったのだろう。
 そう考えると真上に見える、まるで厚い雲を晴らすかのように差し込む明るい太陽の光は、大方『未来を照らす希望の光』といったところか?

 そんな気の利いたことを思いついたことに『自分らしくもない』と一人ごち、しかしそれを写真に収められたことに十分満足して、カメラをバッグにしまいこんだ。
 『本当にこれからの未来を明るく照らしてくれよ』と心の中で願いながら。

 さぁ、この道を通って家に帰ろう。

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