本当に痩せたいなら食事制限はしない方がいい理由
「食事制限でダイエットしよう」と思っているのであれば、絶対にやめた方がいいことを自己体験を交えて伝えたいと思います。
でも自己体験といっても、半分は本題と違うこと書いてるし、興味なければ飛ばしてもらってもいいです。本題はこれの後なので。
では、自己体験から。
1ヶ月休職して体重が減ったことは以前のエントリ(休職して体重が減ったはいいが・・・)でも紹介させてもらったけど、それから復職して1ヶ月。
復職したらてっきり体重が戻るかと思っていたんだけど、あいかわらず元に戻ってないです・・・。つか、より体重が減ってしまいました。
また前回のようにグラフ化してみました。まず体重推移から。
~5/1までが休職前、5/1~6/1までが休職中、6/1~が復職後
体重は現時点で64.8kgくらいになってしまって、以前紹介させてもらった6/1時点よりも、さらに1kg減ってしまいました。
自分の標準体重は69.7kgなので、休職前ですら1kg下回っていたのが、現在はさらに5kgにまで増加してしまっている。数値的には冗談抜きに自分の20代前半レベルまで体重が落ちちゃってる状態。
実はこの体重が減った原因はわかってる。それは2つあるんだよね。
1つ目は、復職後1ヶ月の前半は午前勤務だったので、会社では昼食を食べないで家に帰ってたこと。
会社から帰宅した頃には13:30とかになってたので、そんな時間から昼食を食べても、すぐに夕食の時間(自分は休みの日は17時ごろ夕食を食べます)になってしまうということで、パンとか軽く食べただけで済ませてしまっていた。
それに比べたら、むしろ休職中の方がちゃんと3食食べてたくらい。
2つ目は、またチャリ通勤*1を始めたにも関わらず、食べる量を増やしていないこと。
休職前は、チャリ通勤で消費したカロリーを補うために、家で朝食を食べて、会社に着いてからもパンとか、ヨーグルトなどを食べてたんだよね。
それでちょうどバランスが取れていたと思うんだけど、今は(休職中に食べる量を減らしたという経緯もあって)会社では食べるのをやめちゃったので、明らかに消費カロリーの方が多くなってしまっている状態なのではないかと。
この2つが、もっと体重が減ってしまった原因だと思われます。
でもね。唯一救いもあるのよ。このグラフは筋肉量の推移なんだけど、
~5/1までが休職前、5/1~6/1までが休職中、6/1~が復職後
さっきのグラフでは体重はさらに減ってたけど、このとおりかろうじて筋肉量は横ばいなんだよね。
これはやはりチャリ通勤のおかげなのかな、とは思う。
筋肉を増やして体重を元に戻したいところなんだけど、手っ取り早く筋肉をつける方法は(運動はもちろんのこと)食事量を増やすことなんだよね。でも食事量を増やすとぜい肉がつくのも避けられないから、なかなか踏み切れない。
だからとりあえず食事量はこのままで、チャリ通勤続けることによって筋肉量はキープしつつ、よりぜい肉を減らす方向で行ってみようかな、と思っているところ。
その結果どうなるかは、もう少ししたらまた報告します。それ結果次第で今後どうするか改めて考えることにする。
長い前置きになってしまったけど、やっと本題です。「食事制限でダイエットする」ことの弊害について。
食事制限をすれば体重は落ちるけど、それは脂肪が落ちたのではなく、筋肉が落ちたせいの方が大きい。食事制限しただけで筋肉は本当にあっという間に落ちます。それは上記のグラフを見てもらえれば一目瞭然です(その説明をしたかったので、前置きが長くなってしまった)
自分は休職期間中にダイエットしようと思って食事制限したわけじゃなく、チャリ通勤をしなくなってカロリー消費量が減ってしまうから、その分ぜい肉がつくと思って食事制限しただけなんだよね。
しかも食事制限と言っても、家で食べる量はほとんど変わりなく、会社で食ってたパンや、ヨーグルト分の取得カロリーがなくなっただけという、食事制限というより、食う回数が減った(今まで会社で食ってた分をなくした)程度だった。
それで確かにこの1ヶ月で約2.5kg体重が落ちたけど、そのうち脂肪は1kgしか減っていないのに対し、残りの1.5kgは筋肉が減ってしまった。
ぜい肉が落ちたのは予定どおりだったけど、それ以上に筋肉量が減るとは思っていなかったので、かなり痛かった。
これで自分は実感したわけです。やっぱり食事制限は良くないって*2。
でも、これは人間の生存本能がすることなので、どうしようもないんですよ。
人間の体組織の中で一番カロリーを消費するのは筋肉なので、食事制限して取得カロリーが減ると、人間の生存本能としてまず筋肉を落とす。
そして脂肪は体にとって貴重なエネルギー源なので、脂肪はむしろためる方へ体質がシフトしてしまうんだよね。
筋肉って比重が重いから、体重の数値的にはすぐ結果が表れるので、そこで「体重が減った!」と喜んでしまう。
でも落ちたのは筋肉だけで肝心の脂肪はほとんど落ちていない。
そして、いずれ筋肉が落ちきった後は減るものがなくなるから体重も減らなくなり、逆に脂肪はためる方向にいっちゃうので、もっと太りやすい体質になってしまう。
食事制限する → まっさきに筋肉が減る → その分体重は減るが、そんなのすぐに止まる → 脂肪は逆にためる方向へ行く → 一番カロリーを消費してくれる筋肉がいないから、ちょっと食べただけで簡単にリバウンドする。
もうめちゃ悪循環ですよ。そして悪循環のきっかけをつくるのは、紛れもなく食事制限によるものなんですね。
自分が筋肉量が減ったのが痛かったというのは、これのためです。
(でも自分の場合は、まだチャリ通勤という運動する場があるので、それがある限りなんとか筋肉量をキープできていますが・・)
だから、本当に痩せたいなら食事制限は絶対に良くない。
無駄なカロリーは避けつつ、ちゃんと食べて運動して、とにかく少しでも筋肉量を増やすことが一番大事。それにつきます。