ブログ記事を書くときに意識すべき3つの簡単なコツ
前回のエントリ「人気ブログの条件とは「人柄が見える文章を書く」こと」の続きです。
このエントリでは、自分が記事を書くときに意識している3つの簡単なコツを紹介します。
自分は「ブログの記事を書く」ということは、花の種まきに似てるなぁと思ってます。
花の種を買ってきて、庭やプランターにまいたとする。でも全部が芽を出すわけじゃなく、中には芽吹かないでそのままになってしまう種もあるでしょ。
ブログの記事もそれに近いものがあると思ってる。
中には注目される記事もあるかもしれないけど全部がそうじゃなく、むしろ注目されないまま忘れ去られる記事の方が多いかもしれない。
でもだからといって「どうせいくら記事を書いても、全然誰からも注目されないから」と決め付けて、記事を書くのをやめてしまうのは早計なんだよね。
その記事の需要があるかどうかは、その記事を書いた時点ではわからないことが多い。
種のままかと思っていた記事が、ある日突然注目され花を咲かせる場合もある。
記事を書くのをやめてしまうということは、その可能性もなくしてしまうことになる。
だから最初からそう決めつけずに種まきは続けるべきなんだよね。
ただし本当に芽吹かせたいならば、種をまけばいいってものじゃなくてちょっとしたコツが必要。
それがこの3つ。これは自分がブログ記事を書くときにいつも意識しているものです。
- 記事タイトルはSEOを意識する
- 一つの記事には関連記事として複数の記事を書いてそれらを相互リンクしておく。そのために昔書いた記事も書きっぱなしでなく常にメンテする意識が必要
- 一つのジャンルを深く掘り下げてたくさん記事を書くか、記事のジャンル数をできるだけ増やして記事数を多くする
では、これから順に説明していきます。
1.記事タイトルはSEOを意識する
ある特定の検索エンジンを対象として検索結果でより上位に現れるようにウェブページを書き換えること。または、その技術のこと。
検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)
ブログ記事で例えるならばgoogleやyahooの検索結果に出来るだけ上位に自分の書いた記事タイトルが表示されるように、記事タイトルを吟味する必要があるということ。
吟味するというのは
- その記事を他の人は、どういうキーワードで探そうとするか?
- あるいは自分だったら、そういう記事を探そうとして、どういうキーワードで検索しようと思うか?
そのキーワードを記事タイトルに盛り込む必要があるということ。
もちろん、ちゃんと記事内容にあったキーワードであることが大前提です。
例えば、この記事のタイトルを例にあげれば
「ブログ 書く 簡単 コツ」
という検索キーワードでヒットしてくれる。
そのような、いかにも他の人が検索しそうで、なおかつその記事を象徴しているキーワードを盛り込んだタイトルにすることがSEOを意識するということ。
もちろんこのキーワードでヒットする記事は、他にもいっぱいあるから、それだけで上位に表示されるとは限らないけど、少なくともまったく表示されないわけじゃない。
逆にそれをまったく意識せず、もし仮にこの記事のタイトルを
「ブログ記事を書くときは自分のやってることを真似するといいよ」
とつけたとしたらどうなるだろう?
「ブログ 記事 書く 自分 真似」
こんなキーワードでしかヒットしなくなる。そんなキーワードでは誰も検索しないから、結局誰にもみつけてもらえなくなるわけ。
せっかく自分が種をまいたというのに、そこに種がまかれているかどうかなんて他人にはわからない。
だからできるだけSEOに有利なタイトルをつけることによって「ここにはこういう種がまいてありますよ」とより多くの人に知ってもらうようにする必要がある。
種が芽吹くかどうかは、まさにSEO次第なんだよね。
でもせっかく 記事タイトルを吟味したとしても、なかなか検索上位に表示されないこともあるかもしれない。
そこで次のコツ。
2.一つの記事には、関連記事として複数の記事を書いて、それらを相互リンクしておく。
いくらSEOに有利なタイトルをつけたとしても、同じように考えている人はたくさんいるので、同じキーワードでヒットする件数はどうしても多くなり、結果として自分のブログ記事が上位に表示されにくくなる。
だからといってユニークなタイトルにしてしまうと、逆に検索されなくなってしまう。
そこでそういう時は、その記事に関連した別の記事を書いて、その記事に「関連記事」として元記事のリンクをつけ、新たな種としてまく。
それとその元記事にもリンクをつけて更新しておく。そうやってお互いに相互リンクしておくといいんだよね。
ちなみにこの記事の先頭にもリンク貼ってあるよね。
こうしておけばこの記事を読んだ人が「他にこんな記事もあるんだ」とわかってもらえる。相互リンクのメリットはこんな感じなわけです。
種は一つだけまいただけじゃ目立たない。同じようにSEOを意識した別の種をまいてやることによって、一つだけでは見つけてもらえなかった記事が相互リンクによって「ここには他にも種がまいてある」ことがわかってもらえ、結果的に検索ヒット率があがることと同じ効果を得ることができる。
だから昔書いた記事も書きっぱなしでなく、相互リンクのため常にメンテする意識が必要なんですよ。
ブログの場合、記事は書いた日付順に並ぶから、昔書いた記事は見つけづらくなるので、それがより効果的なわけです。
では最後のコツ
3.一つのジャンルを深く掘り下げてたくさん記事を書くか、記事のジャンル数をできるだけ増やして記事数を多くする
一番の理想は、あるジャンルについては「このブログを見れば何でもわかる」というように、一つのジャンルを深く掘り下げてたくさんの記事を書くこと。
そのジャンルだけで花壇にまんべんなくまけるくらい、たくさんの記事の種があれば、他には真似のできないユニークなブログとして確固たる地位を確立することができる。
でも、それってなかなか難しいよね。
それならば書く記事のジャンルをなるべく多くし、それで記事数を増やしておく。
そうすれば、たとえその中の一ジャンルの記事の種が尽きてしまったとしても、他のジャンルの記事でつなぐことができるし、ジャンルが多いということは、それだけいろんな人がそのブログに興味を持ってくれる可能性が高くなることにもつながる。
このどちらにも共通しているのは、とにかく「記事数が大事」ということです。
以上、自分がブログ記事を書くときに意識している3つのコツを紹介させてもらいました。
これら3つが「SEO」×「 相互リンク」×「記事数」と掛け合わさることにより
「より多く人の目に触れる機会を作ることができる」
という効果を得ることが出来ます。これができるだけたくさんの花を咲かせるための重要なポイントだと思っています。
これが少しでも参考になってくれ、みなさんのブログでもたくさんの花を咲かせられるよう願って、今回のエントリを締めたいと思います。