千年希望の丘プロジェクト「メモリアル樹望式」に行ってきたよ
今日は千年希望の丘プロジェクト「メモリアル樹望式」の当日。
朝からめちゃ天気が良くて気温も25℃くらいあって、暑いのが苦手な自分としては「正直、樹望式に行くのめんどくせ」と思ってたのだが、あれだけ事前に写真撮りに行ってて、当日に行かないってのも、あれだよなぁ、と思ってがんばって行ってきたよ。
会場に向かう時は道路もすいてて、てっきりほとんど誰も来てないんじゃないの？と思っていたら、とんでもなかった。めちゃ人いたのでびっくりした。
道がすいてたのは単に自分が行くのが遅かったからだった。
だって開始が9時からなのに自分が到着したの10時過ぎだもん。いかに行きたくなかったのかを証明してるでしょ（笑）
まずは会場の駐車場から。
もうこんなに車が止まってる。たった1週間前（「千年希望の丘に登って写真を撮ってきました」）の誰もいなかった時が懐かしいな。
もう開会式は始まってたがそっちはとりあえずスルーして、まず希望の丘を写真に収めた。たくさんの人が希望の丘に登ってたね。
こんなイラストが貼ってあった。これは式の受付でもらえたパンフレットにも書いてあった。
これ、今まで何だかわからなかったが、今日初めて近づいてみてわかった。千年希望の丘のミニチュア版だったようだ。周りには木で出来た椅子とかテーブルとかあって、ここでくつろげるようになってる。
これ1週間前はプレートが埋められてなく未完成だったけど、今日はさすがにちゃんと完成してた。
こっちがプレートのアップ。しかし新品なはずなのにプレート汚いな。ちゃんと拭いておけばいいのにね。
こんなに人が集まってたよ。みんな植樹のために集まってくれた人たち。これまた1週間前（「千年希望の丘に登って写真を撮ってきました」）の誰もいなかった風景を思い出して感慨深いものがあった。
本来なら受付で、植樹をする場所の割り当てをしてもらうんだけど、自分は遅れて行ったため既に受付終わってて、割り当てさせてもらえなかったorz。
でも、適当にその辺にいたら、既に場所を割り当てられていた方から「この場所に割り当てされた人が足りないから混ざってくれる？」とラッキーなことに誘ってもらえた。その担当の場所がC-12というところ。
ここが自分が植樹を割り当てられた場所。ここにこれからみんなで植樹をします。
これは記念すべき植樹1本目。
植樹は、まずこうやって穴を掘って･･･
苗木を植えるだけ。って説明するまでもないな。
とにかく植樹する場所は広いので、こうやってみんなで手分けしてやってた。
割り当てグループが100グループ以上あって1グループ30人くらいいたので、樹望式の当初予定通り3000人くらいの人がいたんだな。
なんかね。ヘリコプターから写真撮るっていうんで「ヘリコプターに向かって、手を振ってください」って言われたんだけど、見てのとおり快晴でめちゃ暑いし、植樹するので精一杯だったのでそんな余裕なかったっす。
これが植樹が終わって藁を敷き詰めた状態。なんで藁を敷き詰めるかというと、元々の地面が荒地なので藁が肥料代わりになるらしい。
＃ただ写真で見ると、いくら藁が肥料になるとはいえ、藁で微妙に苗木が埋まっちゃってて苗木の成長を妨げてるんじゃないの？って、個人的には気になるところだが･･･。
とにかく、これで植樹完了。
最初の何もなかった写真と比べてみると、みんなでがんばったことがわかるでしょ？
これは植樹作業をしたご褒美。
ちょっとここで、このパンのメーカーであるフジパンさんについて、自分的にはかなり恩義があるので、補足しておきたいことがある。
フジパンさんのパン工場は、ここのすぐそばの工業地帯にあるんだけど、その工場って東北地区に初めて建設された工場なんですよ。でもよりによって、その工場が完成してすぐ、たった1週間後に大震災の津波で破壊されたんだよね。
それなのに、フジパンさんは自分のいた避難所に毎日パンの差し入れをしてくれてたんですよ。もう信じられなかったよ。
だって、自分のところの工場も（しかも稼動すらしていなかった新品の工場）に甚大な被害受けてるっていうのに、普通そんな余裕も義理もないですよ。
今回も無償提供なんだろうな。もう頭があがらないです。ありがたくいただきました。
これは希望の丘のふもとの場所。こっちも無事完了。
左は宮城では有名なゆるキャラの「むすび丸」というのだけど、右がわからん。ググってもわからんかった。ごめんね。わかったら補足しとく。
で、次だ！！ ついに待望の
くまモン キターーー(゜∀゜)ーーー!!!!! もう一つおまけでくまモン キターーー(゜∀゜)ーーー!!!!!
もう大人気で写真撮るのも一苦労だった。しかし生くまモン初めて見た。ええもん見させてもらったのぉ（笑）
しかし、くまモンも熊本から飛行機で仙台に来るのも大変だったろうに。
当然貨物扱いだろうし、気圧の低い貨物室の中で苦しくなかったのだろうか？とか
その貨物便の料金は、誰が支払ったのだろうか？とか。
そうか！料金は中の人が払っ･･･、ゲフンゲフン。な、中の人などいない！（お約束）
これは、会場で売られていた「希望の木札」というもの。本当はこの木札に何か願い事とか書いて、植樹した木に結んでくるものだったらしいが、もったいないので持って帰ってきた。
そして、下手に字を書くよりいいかなと思って、この前作ったクローバーの押し花とセットで取っておくことにした。
結論として、やっぱり行ってみて良かった。すげー記念になったしね。植樹した木々たちがちゃんと大きく育って欲しいね。
そうそう。大きく育つで思い出したけど、開会式のときに植物生態学者で横浜国立大の宮脇昭 名誉教授が植樹指導をされたのだが、その時おっしゃってたすごくいい言葉で最後を締めたいと思います。
「木が３つ集まると森になります。５つ集まると森林になります。今日の植樹はそれの第一歩です。ぜひ今日の経験を活かして、これからも木々をどんどん増やしていってください」
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