「短所を直し、長所を見直せ|freeml」の一読をお勧めする
はじめに
元記事は、dreclu氏が書かれたブログで「短所を直し、長所を見直せ|freeml」という記事であるが、2009年10月に書かれた記事で、時の流れに埋もれさせてしまうのは非常にもったいない内容だったため、dreclu氏へのリスペクトとして今回のエントリとして取り上げさせていただくことにした。
短所は直すもの?長所は見直すもの?
以前、自分が社外研修の際に出会った方から「人を指導する時は、その人の短所を直させるより、長所を伸ばした方がよい」と言うことを聞いたことがあった。
この言葉はずっと心に残っていた言葉だったので、今回はこれをエントリとして取り上げてみようと思ったのだが、この手の話題についてgoogle検索してみたところ、既にたくさんの記事があった。
「やはりこのエントリはボツか」と諦めかけたのだが、その中で一つだけ興味を引くタイトルがあった。
他の記事は、上記で書いたように「短所は直さず、長所を伸ばす」旨のタイトルであるものが大半だったのだが、そこをあえて上記のタイトルは「短所は直し、長所は見直せ」と書いている。
非常に興味をそそられ、そのブログを読ませていただいた。
以下、そのブログからの引用である。
一方、他人には長所を伸ばせ、とは言うが・・・
一方、他人に対しては、直すよりも伸ばすほうを優先している。
その理由は、実に簡単である。
はっきり言って、他人の短所など直せるはずがないからである。自分自身で直そうとする気持ちが生まれない限り、周囲からとやかく言われても、直りやしない。また、何よりも、直すという行為に他人が入ってくるのは気分が良いものではなく、言う方も言われるほうも不愉快である。
ここでは、やはり一般的に言われていることと同じことを述べているが、理由は実に明快である。
ただし、言われた方は長所で短所をごまかすな
しかし、次で述べられていたことが非常に興味深かった。
だが、私の本音は、誰しも、自らが直すということを意識しなければいけないと思っている。他人のことはさておき、自分自身に対し、良いところを伸ばすだ何て言っているようでは、いつまで経っても成長しない。
もっと言えば、長所を伸ばすことで短所をカバーするという考え方を自分自身に当てはめるというのは、短所に目をやらず、勝手に思い込んでいる長所でカモフラージュするようなものである。自分が短所に目を向けないで、誰が短所を指摘してくれるのか。
長所を伸ばすという考えは、面倒で手間も時間もかかる短所を直すという行為を放棄するようなものなのだ。
ここでタイトル前半部分の件は、実は他人に対しても述べていたことだったことがわかる。
さらに「長所を伸ばせよ」と言われたことをいいことに、短所を改善せず放置する行為を戒めている。
自分で勝手に思い込んでいる「長所」にうぬぼれるな
そして、ここでタイトルの後半部分の理由がわかる。
自分が自分の長所と思っている点でも、他人から見て対して優れていないということが山ほどあるということである。特にリーダーたるものは、上には上がいることを知り、自分の長所など大したことがないと見直すことである。
最後に
上記は、あくまで一部*3であり、興味を持たれた方は、ぜひdreclu氏がかかれたブログをご覧いただきたい。
この記事以外にも他にも興味深い記事はたくさんあり、これから他記事も読ませていただくつもりである。
ただ惜しむらくは、当ブログが2010年1月以降、更新されていないことが残念でならない。
【参考記事】
- dreclu氏 短所を直し、長所を見直せ|freeml
【同カテゴリー記事】
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【タグ】
{短所を直す}